経営组织论重点课件

経営組織論・経営組織論Ⅰ・Ⅱ大阪経済大学経営学部関口倫紀Week5：モチベーション（１）今週の目的モチベーションの定義と診断方法について学ぶ初期のモチベーション諸理論（内容理論）について理解するモチベーションの諸理論の有効性を現実の世界にあてはめてみる今週のディスカッションクエスチョンズ社員のモチベーションに問題があると感じた場合、あなたならどんなアプローチをとるかさまざまなモチベーション理論のうち、どれがもっとも実践に応用可能であるのか従業員のモチベーションを高めるための施策をいくつか考え、その理論的な根拠を説明せよモチベーションとは何かモチベーションとはモチベーションとは、以下のような要素を伴う心的プロセスである。喚起(arousal)注意(attention)方向性(direction)強度(intensity)持続(persistence)モチベーションの上昇喚起

ギャップ、監視、他者の存在、個人的属性、感情・ムード・・・注意・方向性

目標、期待、魅力・・・強度・持続

ギャップ、目標の内容、自己効力感（自信）、内発的動機、個人的属性モチベーションと人間観人間は目標を探し、設定する生き物である。人間は快楽を求め、苦痛を避ける人間は、肯定的な自己イメージを持ちたがる人間は、周りを自在に操ったり、物事に熟達しているような環境を好み、追い求める人間はある程度の刺激と挑戦的環境を望む人間は継続的に他者と自分を比較するモチベーション問題の解決方法診断：本当にモチベーションの問題か、モチベーションのどの次元に問題があるか原因帰属：問題は内在的か（個人的属性、価値観、ニーズ）、それとも外在的な問題か（環境、組織構造、システム）理論：どのモチベーション理論が問題をもっともうまく説明できるか戦略：適切なモチベーション理論に基づくとどんな解決戦略がでてくるか実行・モニタリング：戦略を実行にうつし、その経過を監視する初期のモチベーション理論(内容理論）初期のモチベーションの諸理論ニーズ理論（内容理論）・・・前提（・・・）マズローの欲求階層説アルダーファーのERG理論マクレランドのニーズ理論マクレガーのX理論・Y理論ハーズバーグの二要因理論マズローの欲求階層説生理的欲求安全欲求親和欲求尊厳欲求自己実現欲求アルダーファーのERG理論Existence（存在欲求）Relatedness（関係欲求）Growth（成長欲求）マズロー説とＥＲＧ理論の違いマズローの欲求階層説下位次元の欲求が満たされて初めて次の次元の欲求が生まれる（堅いピラミッド構造）現在の次元の欲求が中心になっているときは、下位次元の欲求水準は変化しないアルダーファーのＥＲＧ理論下位次元と上位次元の欲求は同時に起こりうる（ゆるい階層関係）上位次元の欲求が満たされないと、下位次元の欲求がさらに増大するマクレランドのニーズ理論達成欲求(NeedforAchievement：nAch)達成欲求の高い人は、50:50の時にもっとも成果を出す。ギャンブルはしないし確実なことも嫌う個人技を好むため、必ずしもマネージャーに向いていない権力欲求(NeedforPower:nPow)権力欲求の高い人は、高い地位をもとめ、他者に影響を与えることを好む成功するマネージャーに多い親和欲求(NeedforAffiliation:nAff)親和欲求の強い人は、他人に好かれ、受容されたい成功するマネージャーは親和欲求が低い場合が多いマクレガーのX理論・Y理論Ｘ理論人々は仕事は基本的に嫌いでできればやりたくない人々に仕事をやらせるために監視したり、罰を与えたりして仕事を強制する必要がある人々は責任逃れをしたがり、指示通りにしか動かない仕事は生活の維持ために行うもので、それ以上の野心はないマズローでいうところの下位次元の欲求が支配マクレガーのX理論・Y理論Ｙ理論人々は、仕事を趣味やレジャーと同様に見ることができる人々は目標を持てば自律的に働くことができる普通の人々は、責任のある仕事をある程度求め、受容する革新的なことを行う能力は、経営の上位層だけでなく、一般層の人々も持っているマズローでいうところの上位次元の欲求が支配ハーズバーグの二要因理論衛生要因（外的要因）不足すると不満足が生じる必要以上に増やしても満足につながらない不満不満のない状態動機付け要因（内的要因）満たされると満足する不足しているからといって不満につながるわけではない満足のない状態満足な状態伝統的な考えと２要因説の違い不満足満足伝統的な視点不満足不満足でない衛生要因満足でない満足動機付け要因あなたにとって大事なのはどれ？仕事が面白いこと上司に恵まれること仕事の内容が認められ感謝されること上昇（昇進）の機会があること生活全体に満足すること世間受けのよい、ステイタスの高い仕事責任のある仕事をすること快適な職場環境職場