日语精读246讲宿久高-课件71.第三册

第23課言葉と意味と経験と（授课人：徐明真）渡辺実（わたなべみのる）国語・国文学者。文学博士。京都大学名誉教授・元国語学会代表理事。著書に「国語構文論」「国語文法論」「国語意味論」「国語表現論」などがある。～にわたる要する時間・回数・数量がある大きな数値に達する。広い範囲に及ぶ。くまなく及ぶ。一方から他方に及ぶ。【例】この問題については、100ページにわたって詳しく論ぜられている。【例】あの方は、各分野にわたる広い学識を備えている。【例】公私両面にわたってお世話になりました。生まれながら副詞。資質、才能などが生まれたときから既に備わっているようす。生まれつき。【例】生まれながらの殺人鬼はいない。【例】生まれながらの貴族とは彼のことだ。苦もなく苦労することなく。簡単に。たやすく。【例】難問を苦もなく解いた。【例】昨日の試合は何の苦もなく勝った。あくまで（も）①[意志]【例】国連はあくまでも平和的な解決に向けて話し合いを続ける考えです。【例】彼があくまでいやだと言い張ったので、他の候補を探さなければならなくなった。②[主張]【例】それはあくまでも理想論に過ぎず、実現は不可能なのではないか。【例】断っておくが、彼とはあくまでも仕事の上の仲間でしかなく、それ以上の個人的な付き合いは一切していないのだ。③[程度の強調]【例】どんなに疲れている時でも、彼はあくまでも優しかった。【例】あくまで広い見渡す限りの菜の花畑の中に、真っ赤な服を着た女の子が一人立っていた。ごとき「ごとし」の連体形から。やや硬い文章語的な言い方。～のような。～のようなものは。【例】今回のごとき事件は二度と起こしてはならない。【例】彼女はそのことを知っているはずなのに、まったく聞いたことがないかのごとき態度だった。～において事物について、それに関連することを表す。～に関して。【例】造形の美しさにおいてこの作品が優れている。【例】在任中、外交において特に大きな功績をあげた。【例】今回のモーターショーは、規模においても第一等だと言える。実際（のところ）副詞。評判通りであることを確認できたとする様子。本当に。確かに。【例】あの時は実際おかしかった。【例】行ってみると、実際、まだその家はあった。～ままに終わる／なる／する直面・当面の状態になんら修正を加えない（が加えられない）事を表す。【例】暑いのでドアは開けたままにしておいてください。【例】あの事件以来、ドアは壊れたままになっている。ヘレン・ケラー女史1880-1968。アメリカの社会福祉事業家。生後19ヶ月で盲聾唖となり、サリバン女史の教育を受ける。身体障害者の福祉事業に尽力、世界各地で講演。日本にも数度訪れる。～ようが～まいが動作・作用を対比して取り上げて、そのどちらにしても結論は同じだ、ということを表す。【例】あなたが出席しようがしまいが、私は出席します。【例】今更後悔しようがしまいが間に合うことではない。～以上（の）数量・程度などを表す名詞の下につけて、それより多いこと、また、優れていることを表す。【例】自分の能力以上の仕事を与えられるのは悪いことではない。【例】彼はみんなが期待している以上の働きをきっとしてくれる人だ。ところが接続詞。逆接。後の文は意志、命令、希望、推量などの主観表現は使えない。①[発見]【例】急いで家を出た。ところが、途中で財布を忘れていることに気がつき、慌てて引き返した。【例】友人の家に電話した。ところが、三日前から海外に行って留守だという。②[反予測]【例】天気予報では今日は雨になると言っていた。ところが、少し曇っただけで、結局は降らなかった。【例】いつもは8時半ごろ会社に着く。ところが、今日は交通事故に巻き込まれ、1時間遅れで到着した。だとすれば／すると前件で述べられる内容が成立することを前提条件にして、その場合どんな状況になる・結論が出るかということについて推測したり判断を下したりする。

【例】台風の影響で飛行機は今日飛ばないそうです。――だとすれば、先生の帰りは明日になりますね。（それ）だけその程度にふ