品确法住宅性能表示制度

品確法と住宅性能表示制度2001/01/28―消費者に“安心”できる住宅を！―11.自己紹介･･･日本E.R.I.株式会社社名E･･･Evaluation

評価R･･･Rating

格付けI･･･Inspection

検査マーク形･･･第三者の目を表します。色･･･緑は、環境を保全するというメッセージ。2自己紹介･･･つづき建築に関する専門家の集団主要な業務建築物の確認検査業務、金融公庫審査業務民間会社として初、「指定確認検査機関」の建設大臣指定を受け（12年3月10日、第5号）、12年4月から業務開始。住宅の性能評価業務（12年10月業務開始）建築物の検査･診断業務住宅･建築物の総合検査会社へ！

キーワードは「第三者性」、「高度な専門性」32.本日のテーマ住宅性能表示制度はどのような背景から誕生したのか？住宅性能表示制度では、どのような評価･検査を行うのか？消費者にとってどのようなメリットがあるか？43.住宅の品質確保の促進等

に関する法律（品確法）瑕疵担保責任の10年義務化（新築住宅）･･･強制住宅性能表示制度（新築住宅）･･･任意紛争処理機関の創設･･･任意54.性能表示制度が新設された背景阪神･淡路大震災と秋田県公社欠陥住宅問題わが国の建築行政の問題点完了検査終了率検査員の数や体制諸外国の状況新築住宅がなぜ倒壊したのか？手抜き工事はなぜ野放しになっているのか？1/3人口比で米の1/565.住宅性能表示制度の概要説明構造の安定地震や台風に対する強さ火災時の安全火災感知のしやすさ、燃えにくさ劣化の軽減老朽化に対する対策維持管理への配慮配管の点検･補修のしやすさ温熱環境省エネルギー性能空気環境健康面での安全性光・視環境室内の明るさの確保音環境*遮音性能（選択）高齢者等への配慮加齢などに対する対策76.性能評価は住宅のパスポート消費者に「3つの安心」違法・違反建築を排除違法･違反建築には、「性能評価書」が交付されない工事現場での手抜き・グレードダウンが困難第三者による現場検査紛争処理機関が利用できる利用が簡便（費用・手続き・期間）、性能・瑕疵以外のトラブルも対象不要な人･･･有用な人･･･「市場」「紛争」と関わるとき87.「評価住宅」であるメリット建築確認の「検査済証」「住宅性能評価書」紛争処理機関「評価住宅」という分類金融公庫・住宅ローンの優遇保険の優遇中古市場での評価トラブル時の安心+98.性能表示等級（成績表!?）の正しい読み方評価時点の性能であること。表示項目には「難易度」がある！耐震等級について表示項目には｢トレード･オフ｣の関係もある！明るさ、強さ、省エネ性「高性能」は「高コスト」と表裏一体！住みやすさ、快適さの基準には個人差がある。重視する項目を明確に！109.第三者による現場検査の重要性工事に関する報告書を確認するとともに、目視又は計測により、実物の検査をします。（工事が完成すると隠れて見えなくなる部分を重点）第1回･･･基礎配筋工事の完了時第2回･･･構造躯体工事の完了時第3回･･･内装下張り工事の直前第4回･･･竣工時製造者認証を受けている住宅の検査1110.まとめ今後の計画と展望求められる評価･検査機関の信頼性技術