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文档简介
1 1 2 4 55.1構成 5 5 5 6 7 7 8 85.9溶離液 8 9 9.6標準添加法(作図法) 22 23 23 この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格この規格は,著作権法で保護対象となっている著作この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。日本工業規格JIS1適用範囲この規格は,イオンクロマトグラフィーを用いて,分析種の定性及び定量分析を行う場合の通則につい2引用規格次に揭げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。JISK0211分析化学用語(基礎部門)JISK0214分析化学用語(クロマトグラフィー部門)JISK0215分析化学用語(分析機器部門)JISK8005容量分析用標準物質JISK8019忙硝酸ナトリウム(試薬)JISK8073安息香酸(試薬)JISK8116塩化アンモニウム(試薬)JISK8121塩化カリウム(試薬)JISK8267ぎ悛ナトリウム(武染)JISK8372怍酸ナトリウム(試染)JISK8443シアン化カリウム(試薬)p-ジメチルアミノベンジリデンロダニン(試薬)臭化カリウム(試薬)しゅう酸ナトリウム(試薬)臭素酸カリウム(試薬)硝酸カリウム(試薬)炭酸カルシウム(試薬)マグネシウム(試薬)硫酸ナトリウム(試薬)チオシアン酸カリウム(試薬)2JISK9501アジ化ナトリウム(武薬)3用語及び定義か,次による。注記必要に応じてJISK0211:2005,JISK0214:2006及びJISK0215の定我を補足,褂強などの変更を行っている。変更を行った用語には,*を付した。溶離液を移動相として,イオン交換体などを固定相とした分離カラム内で試料溶液中のイオン種成分を展開溶離させ,電気伝導度検出器,電気化学検出器,分光光度検出器,蛍光検出器などによって測定する溶離液の組成を連続的に変化させながら試料中のイオン種成分を展開溶離す試料導入部(sampleinjector,injectionport)カラム槽(columnoven)測定するイオン種成分の濃縮,予備分離,異物除去などのために分離カラムの前に配置したカラム。分離カラム*(separationcolumn)イオン種成分の分離を行うため,分離目的に応じた性能をもつカラム。イオン交換体*(ionexchanger)3移動相(溶離液)によって展開したときの分離カラムから流出する液体。世気伝尊度検出器を川いる場合,測定するイオン和成分の検出を損なうことなくバックグラウンドとなサプレッサー法(suppressormethod)サプレッサーを用いずに,低電気伝導度の溶離液を用いてイオン種成分を分離し,電気伝導度検出器でサプレッサーの機能を再生,又は継続的に維持するために用いる液体。除去液ともいう。作川電極に定電位を印加し,溶出液中の分析する対象成分の化気化学反応によって流れる化流又は標準物質,標準試薬などを用いて,測定するイオン種成分の濃度を1000mg/Lなどに調製した液。希积標準液(dilutedstandardsolution)4混合希积標準液(mixeddilutedsta二つのイオンのピークの相互分離を示す指標。感度*(sensitivity,sensitiveness)イオン種成分を測定するとき,検出定量できる量又は濃度の変化の最小量(値)。検量線*(workingcurve)测定するイオン種成分の量又は濃度と測定絶対検量線法*(externalstandardmethod)測定するイオン種成分の量又は濃度と,ピーク面積又はピーク高さとの関係を示す検量線を作成し,試料を同一条件の下で測定したピーク面積又はピーク高さから作成した検量線によって量又は濃度を求める空試験*(blanktest)测定するイオン和成分を含まない溶液を川いて,試料を川いたときと同様な操作をして求めた。検出下限*(minimumlimitofdetection,minimumlimitofidentification)測定するイオン種成分を検出できる最小量(値)又は最小濃度。定量下限*(minimumlimitofdetermination)測定するイオン種成分を定量できる最小量(値)又は最小濃度。イオンクロマトグラフィーが行われる場の要素の一つで,移動相と平衡状態にあり分析種と相互作用す移動相*(mobilephase)イオンクロマトグラフィーが行われる場の要素の一つで,固定相に接して流れる流体。イオンクロマトグラフィーは,溶離液を移動相にして試料を導入し,固定相との相互作用(イオン交換など)の差を利用してイオン種成分を測定する方法で,高速液体クロマトグラフィーの一種である。イオン種は,主にイオン交換,イオン排除,逆相イオンペアなどの分離機構によって分離される。溶液中の無機イオン,有機酸,低分子最アミン,ハロゲンなどの測定に利川される。大気·水·土壊などの環境モニタリング,食品の管理,飲料水,排水などの水質の管理,排ガスの管理,生体試料の解析,樹脂製品中の試料は,試料溶液の一定量を計量してカラムへ導入する。カラムには,イオン交換体などを,合成樹脂,金属などの管に充填したものが用いられる。検出器には,電気伝導度検出器,紫外可視吸光光度検出器,電気化学検出器,蛍光検出器,頭最分析計,微量に含まれている不純物の測定では,溶媒抽出,固相抽出などの前処理,質量分析装置及びノ又は誘イオンクロマトグラフは,溶離液槽,送液部,試料導入部,カラム部,検出部,データ処理部及び廃液槽で構成する。必要があれば,グラジェント装置,脱気装置などの附属装置を備えてもよい。基本構成の図1ーイオンクロマトグラフの基本構成の一例溶離液槽の材質は,溶離液によって仪されたり,溶離液を汚染したりすることのないものを川いる。脱気装置及び送液ポンプで構成される。グラジェント溶離を行う場合は,グラジェント機能を備えた送a)脱気装置溶離液に溶解している空気を連続的に取り除き,装置内で温度変化及び圧力変化に伴い発生する気泡のトラブルを未然に防ぎ,安定した流量及びバックグラウンドが得られるようにするために用いられる。オフラインで脱気した水で調製した溶離液を用いても問題ない場合は,脱気装置はなb)送液ポンプ溶離液を正確かつ精密な流量でカラムに送液するために,次の条件を満たすことが望ま1)定流量精度が高いものとする。2)必要な送液圧力が得られるものとする。65.4試料導入部(インジェクター)試料溶液を自動的に導入するために,自動試料導入装置を用いてもよい。入した後,6方バルブなどを用いた溶離液流路の切換えによってループ内の被検試料溶液を分離カラ量満たす方法及びループ内の一部に一定量を導入する方法がある。図2一試料導入部の一例溶液を導入した後,6方バルブなどを用いた溶離液流路の切換えによって,濃縮カラム内に濃縮されたイオン種成分を分離カラムへの流路内に導入する。この方法による試料尊入部の一例を図3に記載図3一方法2の場合の試料導入部の一例カラム部は,カラム及びカラム槽からなる。分析目的によっては,分析性能に支障がなければ,カラムa)カラムカラムにはプレカラム¹及び分離カラムがあり,分析目的に応じた性能をもつものとする。注リプレカラムは,カラムの保護を目的として,必要に応じて用いるものとし,必ずしも設けなb)カラム槽カラム槽は,必要な長さのカラムを収容できる内容積をもつもの。任意の一定温度に保つ検出部は,カラムからの溶出液を微量フローセルに導き,溶離液をバックグラウンドとしイオン種成分の濃度又は量を種々の原理によって検出するものである。検出部は,検出器及び溶出液の前処理を行う部分からなる。分析目的によっては,分析性能に支障がなければ,次に示す溶出液の前処理を行う部分を設a)検出器検出器は,溶離液及びノ又は被検試料中の成分によって侵されない材質をもつもので,被検1)電気伝導度検出器2)紫外可視吸光光度検出器3)電気化学検出器b)溶出液の前処理を行う部分被検イオン秆成分に対する検出器の感度又は送択性を高めるために,次1)サプレッサー電気伝導度検出器を用いる場合に,サプレッサーはイオン交換部位(膜又は樹脂)を介したイオン交換によって溶離液の電気伝導度を低下し,測定イオンの対イオンをより伝導度の高いイオンに交換することでSN(シグナルノイズ)比を改善し,測定感度を高める。陰イオン分析には陽イオン交換膜又は樹脂を川い,溶離液及び測定イオンの陽イオン部分をH+に交換する。一方,陽イオン分析には陰イオン交換膜又は樹脂を用い,溶離液及び測定イオンの陰イオン部分をOH-に交換する。イオン交換部位の形状によって,表1に示す膜形,カラム形,ゲル形,ファイバ一形又はこれらを組み合わせて用いたものがある。サプレッサーのイオン交換部位を連続使用する場合は再生が必要であり,その再生方法として,酸性水溶液(陰イオン測定時)又はアルカリ性水溶液(陽イオン測定時)を用いる化学的再生方式及び水又は検出器からの排出液を電気分解してH+82枚のイオン交換膜間に分離カラムからの溶出液を通過させ,サプレッションを行う。膜の外個にの生液を供給することで,測定しながらの生ができる。イオン交换膜は,電気的又は化学的にの生される。カラム形イオン交換樹脂を充填したサプレッサーカラムに分離カラムからの溶出液を通過させ,サプレッションを行う。定期的にサプレッサーカラムの再生が必要となる。複数のサプレッサーカラムを再生しながら交互に使用すれば,連続的な効果が得られる。サプレッサーカラムを再生する場合は電気的又は化学的に行ゲル形少量のイオン交換樹脂(ゲル)を流路内に充填し分離カラムさせ,サプレッションを行う。イオン交換樹脂は一定頻度で交換し,の生は行わファイバー形イオン交換ファイバーの内側に分離カラムからの溶出液を通過させ,サプレッションを行う。ファイバーの外側に再生液を供給することで,測定しながら再生ができる。イオン交換ファイバーは化学的に再生される。5.7データ処理部a)データ処理装置データ処理装置は,検出器からの信号を処理し,クロマトグラム,保持時間,ピー溶離液は,被検イオン種成分,用いる分離カラム及び分離方法(分離機構),b)溶離液の調製に用いる水溶離液に用いる水は,逆浸透法,蒸留法,イオン交換法,紫外線照射,ろ91)サプレッサー法による無機陰イオンの3)アルカリ金属,アンモニウム,アルカリ土類金属イオンの分析溶離液には通常強酸(硝酸,硫酸など),有機酸(メタンスルホン酸,くえん酸,しゅう酸など)などを用いる。b)充填剤イオン種成分は,主に三つの分離手法(イオン交換,イオン排除及びイオン対)を単独又は充填剤官能基陽イオン交換Li+,Na+,K+,NH₄+,Rb+,Cs+,Ca²+,Mg²+,Sr²+,Ba²+,低級アミン,逃移金屈i陽イオン交換Li+,Na+,K+,NH₄+,Rb+,Cs+,Ca²+,Mg²+,Sr²+,Ba²+,低級アミン類陰イオン交換F~,CI~,NO₂~,Br~,NO₃-,SO²-,PO³-,I,S₂O₃²-,SCN~,CO₃-,CIO₄7,CIO₃,CIO₂,有機酸類,糖類,アミノ酸類イオン排除有機酸類,CN-,NO₂-,PO₄³-,けい酸,亜ひ酸,ひ酸,炭酸イオン排除有機酸類,F-,Cl~,NO₃,SO₄²-,I-,NO₂,PO₄³,けい酸,炭酸,硫化物,ほう酸有機酸類,F-,Cl-,NO₃-,SO₄²-,I,NO₂-,PO₄³-,けい酸,炭酸,硫化物,ほう酸,Li,Na+,K+,NH₄+,Ca²+,Mg²+イオン対I,SCN,有機酸類,H+,OH,HCO₃-,F-,Cl-,NO₂-,Br-,NO₃-,SO⁴CIO₄,Na,K+,NH₄+,Ca²+,M定に従う。毒性,有害性のある薬品の取扱いには,必要に応じて保護具(保護めがね,ゴム手袋,防D生物学的試料[血清,血しょう(漿),組織,尿など]を素手で取り扱うと,感染のおそれがあるので,針刺しなどに注意し,必要に応じて保護具(保護めがね,ゴム手袋,マスクなど)を着用する。までの蒸発又は変質防止,不溶物の混入に対し配慮し,排水は油分,有機溶媒,界面活性剤などが2)降下物湿性降下物と乾性降下物とを含めた一括採取法(バルク方式)及び湿性降下物だけを採取3)底質·土壊粉砕後,均一に混合するか,又はふるい分けによって粒度分画を行い,一定時間溶媒4)大気試料気象条件(気温,湿度,風迷,風向など),採取時刻などを十分に考慮し事前に調合した5)浮遊物ろ過剤(セルロースエステル,ポリカーボネート,石英繊維及びテフロン)で捕集後,ろ6)排ガス試料試料ガスの採取法としては,吸収瓶又は真窄フラスコによる捕集とに定められた吸収液(過酸化水素,水,ほう酸,水酸化ナトリウムなど)を用いる。c)医薬品医莱品主成分の測定は,目的成分の濃度が高いため,希积,ろ過などの前処理を行い測定すの吸着,又は試料中へ溶出する成分を含まない材質のものを川い,気密性が高く丈夫な容器がました方法で,試料の前処理操作を行う。前処理操作は,特異性,精度,感度などの向上,測定妨害物質の除に希积又は濃縮(溶媒抽出,固相抽出など)し,測定用試料溶液測定用試料溶液は,溶離液(移動相)に溶2)樹脂などを用いる方法粒子状の無機物質又は樹脂を充填ハロゲン化物イオンの除去アルカリ金属イオン,アルカリ土類金屈イオンなどの除去アルカリ性試料溶液の中和強酸性イオンの除去酸性試料溶液の中和Ba²+形竦水性物質の除去色素などの除去キレート樹脂図4一目的成分だけ溶出する固相抽出法の一例3)液一液抽出を用いる方法試料溶液と混ざり合わない有機溶媒を用いて,竦水性の高い妨害成分を抽出除去する方法である。有機溶媒としては,ヘキサン,酢酸エチル,ジエチルエーテル,クロロホルム,ジクロロメタンなどを用いる。妨害成分を有機溶媒相に移動させた後,有機溶媒を取り除くことによって,分析対象成分溶液を得る。水溶液に不溶な竦水性の高い成分に含まれる無機イオンの測定に有効な手法である。また,水及び溶離液と混ざり合わない試料溶液中のイオン種成分については,水抽出を行い分析対象成分溶液を得る。有機化合物を酸素フラスコ燃焼法,酸素ボンベ燃焼法又は石英管燃焼法によって燃焼分解し,発生ガスを吸収液に吸収させ,イオンクロマトグラフ法によって定最する方法である。ふっ素,填素,只素及びよ燃焼前処理時の検量線用溶液には,簡条7に規定する容量分析用標準物質又は各種陰イオン標準液を用いて調製する方法(無機検量線法)及びハロゲン及び硫黄を含む有機標準物質又は標準試料を段階的に燃焼させて検量線を作成する方法(有機検量線法)がある。測定Ⅱ的によって,いずれかの方法を川いて検員線を作成し定最汁算を行う。装微及び燃焼条件の評価として,ハロゲン及び硫黄濃度が既知である認証指標として燃焼条件を前もって確認しておくことが望ましい。吸収液には,水,薄い過酸化水素水,薄いヒドラジン水及びアルカリ溶液などがあり,臭素及びよう素の定量には還元剤の添加が,硫黄の定量には酸化剤の添加が必要である。注記有機物の燃焼前処理については,日本薬局方(第16改正),個々のJIS,JEITA規格などを参イオンクロマトグラフの本体,データ処理装置,附属装置などをそれぞれ操作条件に合わせて設定を行い,作動させる。その操作は,装置の構成及びデータ処理装置の個別規格で定めた条件の範囲内で設定しなければならない。簡条5に規定する装置の構成(附属装置も含む。)を基本として,操作する。操作は,a)分析条件の設定個別規格で定めた条件に従い,次の項目についてそれぞれの値に調節する。1)溶離液(移動相)の種類及び流量(グラジェント溶離法を用いる場合は,溶離液の初期組成,組成2)試料の注入7)データ処理部(データ処理装置)の設定1)測定日及び測定者名3)試料名6)カラム管の材質,内径(mm)及び長さ(mm)7)カラム温度(℃)8)溶離液(移動相)の種類9)溶離液(移動相)の流量(mL/min)及びカラム入口圧力(MPa)15)その他必要项5)混合希积標準液は,使用時に調製することが望ましい。ただし,混合によって沈殿及びノ又はかし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,問加热し,デシケーター中で放冷する。その1.489gをとり,水に溶かし,全フラスコ1000mLにmLを加え,0.1mol/L硝酸銀溶液で滴定し,黄色から赤色になった点を終点とする。ここに要したを算出する。ここに,C:シアン化物イオン標準液の濃度(mg/L)a:0.1mol/L硝酸銀溶液の滴定量(mL)f:0.1molL硝酸銀溶液のファクター5.204:0.1mol/L硝酸銀溶液1mLに対応するシアン化物イオン注の0.1mol/L硝酸銀溶液の,謝製法は,JISK8001のJA.5.2n)を参照。Đ炭酸イオン標準液(1000mg/L)JISK8005に規定する容量分析川標準物質の炭酸ナトリウムをあらかじめ600℃で1時間加熱し,デシケーター中で放冷する。その1.766gをとり,炭酸を含まない水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,炭酸を含まない水を標線まで加える。g)亜硝酸イオン標準液(1000mg/L)JISK8019に規定する亜硝酸ナトリウムをあらかじめ110℃で4時間加熱し,デシケーター中で放冷する。NaNO₂100%に対してその1.500gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。h)硝酸イオン標準液(1000mg/L)JISK8548に規定する硝酸カリウムをあらかじめ110℃で4時間加熱し,デシケーター中で放冷する。その1.631gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。i)りん酸イオン標準液(1000mg/L)JISK9007に規定するりん酸二水素カリウムをあらかじめ110℃で4時間加熱し,デシケーター中で放冷する。その1.433gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。j)硫酸イオン標準液(1000mg/L)JISK8987に規定する硫酸ナトリウムをあらかじめ110℃で2時間加熱し,デシケーター中で放冷する。その1.479gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。k)ナトリウム標準液(1000mg/L)JISK8005に規定する容量分析用標準物質の塩化ナトリウムをあらかじめ約600℃で1时問加熱し,デシケーター中で放冷する。その2.542gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。Dカリウム標準液(1000mg/L)JISK8121に規定する塩化カリウムをあらかじめ約500℃で1時間加熱し,デシケーター中で放冷する。その1.907gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。m)アンモニウムイオン標準液(1000mg/L)JISK8116に規定する塩化アンモニウムをあらかじめシリカゲルを入れたデシケーター中で16時間以上乾燥する。その2.965gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。n)マグネシウム標準液(1000mg/L)JISK8875に規定するリボン状又は薄片状のマグネシウム1.000gを最少量の塩酸(1+1)に溶かし,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。o)カルシウム標準液(1000mg/L)JISK8617に規定する炭酸カルシウムをあらかじめ180℃で1時間加熱し,デシケーター中で放冷する。その2.497gをとり,水約600mLが入った全量フラスコ1000mLに移し入れ,塩酸を加えて固形物を消失させ,水を標線まで加える。p)混合希积標準液混合希积標準液の一例を,次に示す。PO³-10mg,SO²~10mg)/L]ふっ化物イオン標準液(1000mg/L)10mL,塩化物イオン標準液(1000mg/L)10mL,臭化物イオン標準液(1000mg/L)10mL,更硝酸イオン標準酸イオン標準液(1000mg/L)10mL,硫峻イオン標準液(1000mg/L)10mLをそれぞれ全ドフラスコ1000mLにナトリウム標準液(1000mg/L)10mL,カリウム標準液(1000mg/L)10mL,アンモニウムイオン標準液(1000mg/L)10mL,マグネシウム標準液(1000mg/L)10mL,カルシウムの標章付き証明書を付した標準液(1000mg/L,100mg/L)が供給されている。r)塩素酸イオン標準液(1000mg/L)塩素酸ナトリウム(NaClO₃)1.4gをとり,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。この溶液は使用時に調製する。塩素酸イオン標準液の濃度は,次の方法で求める。共栓付三角フラスコ100mLに臭化カリウム溶液(5g/L)5mこれに塩素酸イオン標準液10mLを加えて直ちに栓をし,暗所で20分間静置後,よう化カリウム1gを加えてよう素を遊離させる。この試験溶液をあらかじめりん酸一水素ナトリウム飽和溶液25mLを入れてある共栓付三角フラスコ100mLに移す。先の共栓付三角フラスコ100mLを少量の水で洗い,mol/Lチ才硫酸ナトリウム溶液ので滴定し,この滴定に要した0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液のmL数(a)を求め,次の式によってこの溶液の塩素酸イオンの濃度(mg/L)を算出する。a:0.1mol/Lチ才硫酸ナトリウム溶液の滴定量(mL)注つチオ硫酸ナトリウム溶液0.1molLの調製法は,JISK8001:2009のJA.5.2り2)を参照。s)亜塩素酸イオン標準液(1000mg/L)亚塩素酸ナトリウム(NaClO₂)1.5gをとり,全量フラスコ1000mLに移し入れ,水を標線まで加える。この溶液は使川時に謝製する。亜塩素酸イオン標準液の濃度は,次の方法で求める。れに亜塩素酸イオン標準液20mLを加えて0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液8で滴定し,溶液の色が褐色から淡黄色に変化してからでんぶん溶液3mLを加え,生じた青色が消えるまで滴定を続け,要した0.1mol/Lチ才硫酸ナトリウム溶液のmL数(a)を求め,次の式によってこの溶液の亜塩素酸ここに,C:亜塩素酸イオン標準液の濃度(mg/L)a:0.1mol/Lチ才硫酸ナトリウム溶液の滴定量(mL)f:0.1molLチ才硫酸ナトリウム溶液のファクターめ105℃で4時問加熱し,デシケーター中で放冷する。その1.673gをとり,水に溶かし,全フラし,全量フラスコ1000mLに移し人れ,水を標線まで加える。ac)くえん酸標準液(1000mg/L)くえん酸1.016gをとり,水に溶かし,全量フラスコ1000mLに移ad)りんご酸標準液(1000mg/L)りんご酸1.015gをとae)メチルアミン標準液(1000mg/L)塩化メチルアンモニウム2.174gをとり,水に溶かし,全量フaf)ジメチルアミン標準液(1000mg/L)ah)エチルアミン標準液(1000mg/L))塩化エチルアン8定性分析定性分析は,希积標準液又は混合希积標準液を同一条件下の測定で得られたクロマトグラムを用いて,これら標準液と試料溶液中の未知成分との保持個のを比校して行う。この場合,一つのピークは必ずしも一つの成分に対応するとは限らないので,カラムの種類又は溶離液を変えるなど分離条件を変えて測定するか,又は次の定性手法と用して確かめる。注ツ保持値には,保持時間,保持容量又は保持比がある。10)时一分析条件における,ある成分の繰返し分析での保持値のばらつきは,相対標準偏差3%以b)化学反応の利用c)原子吸光法,フレーム光度法,質量分析法,発光分光分析法,イオン電極法など9定量分析9.1定量法絶対検量線法,内標準法,標準添加法のいずれかによって行う112。注10ピーク面積又はピーク高さを求めるに当たっては,ピークの形状に合わせ,適切なベースライ12)適切な内標準物質が得られる場合は,内標準法を用いることができる。この場合,導人誤差の補正,前処理誤差の補正を行うことができる。また,標準添加法は,試料マトリックスの影響9.2ピーク面積ピークの始まりから終わりにわたってピークの信号低とベースラインの信号値との差を積算したもの,とする。これにピーク高さ(h)を乗じたものをピーク面積(A)とする。ただし,この方法は著しいベ一スラインの変動,又はリーディング若しくはテーリングが認められるピークには適用しない。なお,データ処理装置を用いる場合は,表示された記録値又は指示値による。データ処理装置にはピークの形状に合わせ,適切な没定条件を送ばなければならない。A=Wo₅h×h図5一半値幅法によるピーク面積測定9.4重複ピーク→時間軸図8一接線法によるピークの分割定量に使用する検量線については,使用する検出器の種類及び分析条件によって,直線又は多次関数を測定するイオン種成分の標準液を3段階以上の濃度に調製し,各希积標準液を一定量導入し,クロマトグラムを記録してピーク面積又はピーク高さを測定する。次に,導入された希积標準液中の測定するイオで測定用試料溶液を導入し,クロマトグラムを記録し,ピーク面積又はピーク高さから検量線によって測定するイオン種成分の量を求め,試料中の濃度を算出する。ピーク面積を用いた場合の例を図9に示す。注13)一般には数点を取り,図9のような検量線を作成して定量を行うが,あらかじめ,原点を通る直線性が確かめられていれば,既知量の導入を一点だけとし,単位ピーク面積当たりの成分量を求めてもよい。このとき,希积標準液濃度は,試料濃度より高濃度であるとする。また,希积標準液濃度とピーク面積又はピーク高さとの関係が曲線になる場合は,各点を結4段階以上の濃度に調製された希积標準液を用いる。最小二乗法によって得られた決定係数だ曲がる検量線を直線近似する必要があるときには,適切な濃度範囲に分割し,それぞれの濃図9一絶対検量線法による検量線秆成分の濃度を一点だけとして,これを尊入した場合の(A√A)を測定し,これにはづいて検注1の測定するイオン種成分の濃度と標準液の添加量又は一定量の添加回数との間に比例関係が成立するため,横岫に添加最又は添加川数をとることができる。18)この方法は,関係線が直線の場合に,有効である。0図11一標準添加法(作図法)10試験結果の表示試験結果は,測定の対象としたイオン名及び濃度を記する。濃度は,mg/mL,mg/L,μg/L,mol/L,11データの質の管理データの質を保証するために,新たに開発した分析法(分析条件の変更を含む。)については,バリデーションを尖施する9。公定法(個別JISなど)を採川する場合でも,その試験半で要求される頭川についてのバリデーションを行うことが望ましい。その試験室で開発した方法(インハウスメソッド)による場合は,その方法を適用する前に必ずバリデーションを実施し,少なくともその分析法が適用される間は,その分析条件を維持する。注ツ)灾際に分析を開始する際には,カラム,溶離液などを迷定し,その最適化を図ることが中ましい。すなわち,開発した方法が分析の「的にかなう方法であることを確認するために分析法を開発又は改良する。バリデーションの項目には,精確さ,精度,真度又は正確さ(回収率),直線性,検出下限,定量下限,分析法の適用範囲,堅ろう性試験などがある。データの質は,それぞれの分析条件における定量値の“不確かさ”をもって表示する。この規格では,また,品質管理用の試料20)を準備し,これを定期的に分析することによって,データの質を監視する。ルーチン分析では,試料20個に1個の品質管理用の試料及び1個のブランク試料を含め,並行分析を実施注20)品質管理用の試料には,通常インハウス標準物質(試験室で値付けした標準物質),購入した標準物質,認証標準物質のいずれかを用いるが,均質で安定な試料であれば,大量に残っている11.3定期的な装置性能の点検装置性能の確認には,6.4a)で規定した条件で作動させたとき,ベースラインの安定度,ノイズレベルの安定度の確認を行うとともに,一定濃度の混合希积標準液を川いた場合の分離度の確認などを,一定期間ごとに行う。a)ベースラインの安定度の確認装置が測定可能な状態(ポンプ圧力,カラムオーブン,セル温度など)であることを確認する。装置が安定したことを確認後,ベースラインを記録し,そのドリフト具合から状態を判断する。b)ノイズレベルの安定度の確認測定装置の検出下限が確認できるベースラインノイズで安定していることを確認する。c)分離度の確認混合希积標準液(mg/L)を用いて,各イオン間の分離度を確認する。分離度(R)は,注記陰イオン混合希积標準液(mg/L)を用いた場合は,分離度1.3以上を目安とする。第1成分第2成分時間
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