大三下-病理第十七章寄生虫病

第十七章寄生虫症一、アメーバ症（amoebiasis）概説①赤痢アメーバによる感染症。主に人体結腸に寄生する。少数は血流によって、または直接に肝臓、肺、脳に侵入して、皮膚、子宮頸、膣などの部位に潰瘍あるいは膿瘍を引き起こす②アメーバ熱帯および亜熱帯地区の流行は最も深刻③男性は女性、子どもは成人、南は北方、農村は都市よりも多い肠アメーバ症①病因：アメーバ；アメーバ生活環：シスト（包嚢）→トロフォゾイト（栄養体）→包嚢。栄養体はアメーバの病原性段階で、しかし伝染性がなくて、包嚢は伝染性ある段階。发病机制

②

メカニズム：口→結腸の壁→腹痛、下痢→アメーバ下痢

腸粘膜に付着（凝集素）---腸粘膜を破壊する（パーフォリン，システインプロテアーゼ）病変

概説①部位：主に盲腸、上行結腸、次はs状結腸、直腸結腸、重症に結腸全体と回腸下段②特徴：組織液化壊死を主とする変質性炎症③合併症：腸穿孔、腸出血、腸狭窄

病変1.急性期

肉眼:早期粘膜表面にGrayishyellowピンポイント大の点状の壊死或いは浅潰瘍→粘膜下層→口が狭いく、底が広い“フラスコ状潰瘍”(診断の意義ある)→トンネル様病変。少数の潰瘍が漿膜に及び、腸穿孔と局在の腹膜炎になる。組織:潰瘍、液化性壊死,少量の形質細胞、リンパ球、貪食細胞。好中球が乏しい。境界部位と小静脈内に大栄養体がある。⒉慢性期：反復的の壊死と修復→肉芽組織↑瘢痕組織→狭窄、炎症性のポリープ、肉芽腫结肠阿米巴病一、肠阿米巴病－病理变化他の臓器のアメーバ症①アメーバ肝膿瘍、肺膿瘍、脳膿瘍、皮膚アメーバ症、アメーバ性心嚢炎、膣炎、尿道炎、前立腺炎など

②アメーバ肝膿瘍が最も多い。①腸アメーバに続発、1－3月、数年もある②肝組織液化壊死→小膿瘍→大膿瘍③内容物が銅色、ジャム様，炎症変化不明瞭、好中球が乏しい-真の膿瘍ではない④膿瘍壁に門脈域の胆管と血管が残り、破絮状アメーバ肝膿瘍アメーバ肝膿瘍アメーバ肝膿瘍①住血吸虫症（Schistosomiasis）とは、住血吸虫科に属する寄生虫に感染することにより引き起こされる病気の総称である。②尿路周囲の静脈叢に寄生するビルハルツ住血吸虫(Schistosomahaematobium)、門脈など腸管周囲の静脈叢に寄生するインターカラーツム住血吸虫(S.intercalatum)、日本住血吸虫(S.japonicum)、マンソン住血吸虫(S.mansoni)、メコン住血吸虫(S.mekongi)とS.malayenisの6種が存在する二、住血吸虫症③私の国は日本住血吸虫症の流行だけ④住血吸虫の生活環は成虫、虫卵、ミラシジウム、母スポロシスト、娘スポロシスト、ケルカリアと幼住血吸虫などの段階を含む⑤ケルカリア、幼住血吸虫、成虫や虫卵などの段階はいずれも人体に損傷を起こすケルカリア、成虫と童蟲の損傷の多くは一時的或いは比較的軽い主な病変：虫卵は肝と腸に沈着→→虫卵肉芽腫症→→線維化住血吸虫抗原→アレルギー反応性損傷虫卵→ＳＥＡ→TC介在性遅延型アレルギー反応→虫卵を中心に肉芽腫病因とメカニズム急性卵肉芽腫

慢性卵肉芽腫病変急性虫卵肉芽腫：①結節中央1-数個の成熟の虫卵、その表面に赤い放射状の火炎様物質（抗原抗体化合物）、Hoeppli現象と呼ばれる②周りは大量の変性、壊死と好酸球の浸潤がある。好酸性膿瘍とも呼ばれる急性卵肉芽腫Hoeppli現象中央は成熟の卵，周りは好酸球の浸潤慢性虫卵肉芽腫：①石灰化の虫卵、類上皮細胞、多核巨細胞、リンパ球と繊維細胞からなっている。結核結節に似て、偽結核結節と呼ばれる②慢性虫卵肉芽腫→→線維性→→瘢痕期肉芽腫、長期を殘しでき、住血吸虫病の診断に対して重要な病理学根拠慢性卵肉芽腫肝臓の病変：早く、深刻，左葉が顕著急性期：肉眼：軽度の腫大，表面と割面に粟粒～緑豆大灰白或いは灰黄色い結節がある；組織：門脈域に多い急性虫卵肉芽腫がある。慢性期：門脈分枝周りに繊維組織