地域医疗(共41张PPT)

地域医療・地域福祉島根県薬剤師会学生実習対策委員会第1页，共41页。このスライドの内容P503病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。（説明・討議）P504当該地域における休日、夜間診療と薬剤師の役割を説明できる。（説明・見学）P505当該地域での居宅介護、介護支援専門員などの医療福祉活動の状況を把握できる。〈知識・技能〉（説明・演習）第2页，共41页。P503病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。（1コマ）

患者を中心とした薬物治療を実践するための薬局薬剤師と病院薬剤師の位置づけを説明する。薬物療法の継続性において薬局薬剤師と病院薬剤師の役割と連携について説明する。地域で行われている薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の実例を説明する。それらに関する研修会、検討会などがあれば学生と一緒に参加する。第3页，共41页。薬薬連携の必要性1．薬物療法の継続性において薬局薬剤師と病院薬剤師の役割と連携について説明する。重複投与・相互作用の回避副作用・アレルギーの発見と回避禁忌薬投与の回避用法用量の適正化患者の不安解消介護者の不安解消患者のコンプライアンス向上不備処方せんの是正など患者入院患者患者かかりつけ薬局にて投薬、お薬を管理、在宅訪問など病院にて服薬指導、退院時指導かかりつけ薬局にて投薬、お薬の管理、在宅訪問など退院状態悪化など状態改善、在宅移行など第4页，共41页。薬薬連携の必要性

「医療安全のための薬局薬剤師と病院薬剤師の連携についての提言」（日本薬剤師会医療事故防止検討会、平成18年3月）よりリウマトレックスの過剰投与による患者の死亡（Ｋ大学附属病院、平成16年10月）免疫膠原病内科外来3年間通院ﾘｳﾏﾄﾚｯｸｽ（2mg）3C分3×4日分（週に1回決まった曜日に服用、1ヶ月の処方）消化器内科入院（病棟研修医が担当）10/25夕～10/29昼11回（合計22mg）投与骨髄抑制発生→肺炎併発→呼吸不全→成人急性呼吸促迫症候群（ARDS）→1/2死亡第5页，共41页。薬薬連携の必要性

「医療安全のための薬局薬剤師と病院薬剤師の連携についての提言」（日本薬剤師会医療事故防止検討会、平成18年3月）より薬薬連携アンケート（平成17年9～10月）保険薬局801枚、医療機関419枚薬局の入手したい情報

①病名（処方目的）、②病名の告知、③指導時の留意点、④アレルギー・副作用歴、⑤入院中の服薬記録病院の入手したい情報

①アレルギー・副作用歴、②服薬記録、③調剤上の工夫、④指導上の留意点、⑤OTC薬、サプリメント等の服薬状況退院時服薬指導書→薬局（約2割）お薬手帳→病院（8割超）第6页，共41页。2．地域で行われている薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の実例を説明する。例えば…お薬手帳について説明してみましょう！服薬記録（退院時、外来治療中など）アレルギー・副作用歴（ただし、使い方に工夫が必要）OTC薬・サプリメント等の服薬状況（販売者、購入者への啓蒙が必要）第7页，共41页。お薬手帳の有効活用（外来化学療法）ＰＴＸ/ＣＤＤＰ（パクリタキセル/シスプラチン）お薬手帳に使用した抗がん剤の記入化学療法（レジメン・副作用など）についての勉強会を開催薬局薬剤師が遅発性の副作用管理＜指導例＞投与して数日後に手足のしびれや免疫力の低下などが現れます１８１５～２１PTX●●●休CDDP●休第8页，共41页。2．地域で行われている薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の実例を説明する。状態改善、在宅移行など〈知識・技能〉（説明・演習）P504当該地域における休日、夜間診療と薬剤師の役割を説明できる。薬局からの疑義照会に病院の薬剤部（薬局）が協力している場面も多々あると思います。地域医師会や近隣医療機関の休日･夜間診療の体制に応じて、輪番制やエリア制などで休日･夜間の対応をしている地域薬剤師会も多い。介護保険制度は、被保険者が納める保険料と税金（公的資金=公費）とで運営。についての勉強会を開催土日祝8時30分〜11時30分介護支援専門員になるには県内各地の救急病院（１）

（島根県HPより）2．地域で行われている薬局薬剤師と病院薬剤師の連携の実例を説明する。1．薬物療法の継続性において薬局薬剤師と病院薬剤師の役割と連携について説明する。お薬手帳の有効活用（入院中処方）

（益田赤十字病院の場合）増量追加変更・中止・追加変更←ﾌﾟﾚﾐﾈﾝﾄ←ｵｽﾃﾗｯｸ中止ﾌﾟﾗﾊﾞｽﾀﾁﾝNa第9页，共41页。薬薬連携の有用事例

「医療安全のための薬局薬剤師と病院薬剤師の連携についての提言」（日本薬剤師会医療事故防止検討会、平成18年3月）より第10页，共41页。薬薬連携の実際例疑義照会薬局からの疑義照会に病院の薬剤部（薬局）が協力している場面も多々あると思います。また、もっと協力が必要であるならば、どのように協力していくべきか学生と一緒に考えてみましょう。退院時共同指導（例示）独立行政法人東徳島病院（徳島県）にて、入院患者の同意を得て共同指導参加者（地域の薬局薬剤師）が病棟で研修（事前準備）を行い、主治医、病院薬剤師、その他のスタッフと退院時共同指導を病院にて行った。退院時共同指導について考えてみましょう！第11页，共41页。日常業務の中における薬薬連携の必要性持参薬調査の実例はありませんか？持参薬によるトラブル、協力できた例などあれば実例も交えて説明してみましょう。後発医薬品への変更について協力している例は？後発医薬品への変更の際、薬剤部（科）と協力したことはありませんか？また、今後協力していくべき事柄を一緒に考えることもいいと思います。第12页，共41页。患者情報提供票記入例益田赤十字病院の第13页，共41页。益田地域医療ｾﾝﾀｰ医師会病院土日祝8時〜11時30分（初診〜11時）それらに関する研修会、検討会などがあれば学生と一緒に参加する。介護保険施設以外の施設介護福祉に関わるさまざまな職種アレルギー・副作用歴（ただし、使い方に工夫が必要）（レジメン・副作用など）自身の薬局で行っている休日・夜間の対応を説明する。2．介護支援専門員の役割について説明する。雲南医師会（仁多ﾌﾞﾛｯｸ）介護支援専門員になるには様々な専門領域を超えた生活課題を総合的に把握し、課題解決に向けて雲南医師会（仁多ﾌﾞﾛｯｸ）要介護者を支える社会資源を考えてみましょう。消化器内科入院（病棟研修医が担当）情報の共有化病院薬剤師薬局薬剤師第14页，共41页。3．それらに関する研修会、検討会などがあれば学生と一緒に参加する。各支部、県薬で行われる各種研修会等に実際に学生と一緒に参加してみましょう。（ただし、実習時間外となる場合はあらかじめ学生に知らせ、了解を得ることとする。）第15页，共41页。島根薬剤師学術大会大会の概要毎年11月に県内の薬局薬剤師・病院薬剤師が一堂に会して開催される、2006年よりスタートした島根県薬剤師会、島根県病院薬剤師会主催の学術大会。大会の内容日本薬剤師会学術大会、中国四国学術大会、医療薬学会など各種学会で発表したものを中心に、口頭発表する。第16页，共41页。地域連携・多職種連携地域地域住民行政マスコミ議会自治会学校企業第17页，共41页。P504当該地域における休日、夜間診療と薬剤師の役割を説明できる。（1コマ）当該地域における休日・夜間の診療体制を説明する。自身の薬局で行っている休日・夜間の対応を説明する。地域薬剤師会で行っている休日・夜間の対応を説明する。可能であれば、学生を連れて急病診療所などの見学を行う。第18页，共41页。1．当該地域における休日・夜間の診療体制を説明する。支部、地区においての休日・夜間の診療体制を説明してあげましょう。所属する支部、地域、医療機関との時間外の診療体制について解説してください。第19页，共41页。救急医療体制第20页，共41页。県内各地の休日診療所

（島根県HPより）診療所・病院名電話番号

受付時間

松江市立休日歯科応急診療所

（南田町141番地9、県歯科医師会館口腔保健センター内）

0852-27-7101

日祝9時～15時

出雲休日診療所（出雲市塩冶善行町１番地）

0853-22-5543

月～金（小児）19時30分～21時30分

日祝9時～11時、13時30分～16時

浜田市立休日応急診療所（浜田市殿町１番地、浜田市役所地階）

0855-22-2612

日祝10時～16時

益田市立休日応急診療所（益田市駅前町１７番１号、駅前ビルＥＡＧＡ２階・保健センター内）

0856-31-4199

日祝9時～13時第21页，共41页。県内各地の在宅当番医制度

（島根県HPより）医師会名

電話番号

備考

安来市医師会

0854-22-3180

日祝9時～18時

雲南医師会（仁多ﾌﾞﾛｯｸ）

0854-45-3111

日祝9時～17時

出雲医師会

0853-21-1131

毎晩（休日・祝日を除く）18時～23時

邑智郡医師会

0855-72-2529

日祝10時～16時

那賀郡医師会

0855-22-0967

日8時30分～12時

鹿足郡医師会

0856-77-3171

島後医師会

08512-2-1368

第22页，共41页。県内各地の救急病院（１）

（島根県HPより）病院名受付時間備考安来市立病院土日祝8時30分〜11時（再診〜11時30分）松江市立病院土日祝8時30分〜11時30分災害松江赤十字病院土日祝8時〜11時30分災害、救命松江記念病院日祝8時〜11時30分、15時30分〜18時松江生協病院土（第１、第３)、日祝

8時30分〜12時玉造厚生年金病院土日祝8時30分〜12時町立奥出雲病院土日祝8時15分～11時30分（一部13時～16時）雲南総合病院土日祝7時15分災害平成記念病院土午後、日祝8時30分～11時、13時30分～16時飯南病院土日祝8時30分～11時30分第23页，共41页。県内各地の救急病院（２）

（島根県HPより）病院名受付時間備考島根大学附属病院土日祝8時30分〜11時県立中央病院土日祝8時30分〜11時、（再診のみ12時30分～15時）災害、救命出雲市民病院土午後、日祝8時〜11時30分、16時30分～19時出雲市民総合医療ｾﾝﾀｰ土日祝8時〜11時30分（初診〜11時）出雲徳洲会病院土午後、日祝8時30分〜11時30分、16時30分～18時30分大田市立病院土日祝8時30分〜11時災害公立邑智病院土日祝8時30分～11時30分済生会江津総合病院土日祝8時30分～11時災害国立病院機構浜田医療ｾﾝﾀｰ土日祝8時～11時（再診8時30分～）救命第24页，共41页。県内各地の救急病院（３）

（島根県HPより）病院名受付時間備考益田赤十字病院土日祝8時〜11時30分災害益田地域医療ｾﾝﾀｰ医師会病院土日祝8時〜11時六日市病院土午後、日祝

8時〜11時隠岐病院土日祝8時〜11時災害隠岐島前病院土日祝8時30分～11時30分第25页，共41页。2．自身の薬局で行っている休日・夜間の対応を説明する。休日・夜間における調剤による医薬品等の供給居宅等における医療（在宅医療）への参加･･･略(3)緊急時等の開局時間以外の時間における調剤に対応できる体制が整備されていること。緊急時等の調剤に対応できる体制とは、単独の保険薬局又は地域薬剤師会等の輪番制に参加するなど近隣の保険薬局により常時調剤ができる体制を整備していること、･･･略新・薬剤師行動計画基準調剤加算休日・夜間の対応の必要性と義務第26页，共41页。薬局における休日・夜間の対応策地域医師会や近隣医療機関の休日･夜間診療の体制に応じて、当該薬局で休日･夜間の対応をすることもある。夜間･休日における服薬などに関する相談があったり、一般用医薬品の販売を求められることもある。休日当番などが体験できれば、体験してみましょう！調剤報酬上の加算についても学びましょう！夜間の相談例などを話し合ってみましょう！第27页，共41页。3．地域薬剤師会で行っている休日・夜間の対応を説明する。第28页，共41页。地域薬剤師会としての休日・夜間の対応策地域医師会や近隣医療機関の休日･夜間診療の体制に応じて、輪番制やエリア制などで休日･夜間の対応をしている地域薬剤師会も多い。夜間･休日における服薬などに関する相談や一般用医薬品の販売に取り組んでいる地域薬剤師会もある。地域における薬剤師会の取り組みの重要性を話し合ってみましょう！第29页，共41页。4．可能であれば、学生を連れて急病診療所などの見学を行う。支部、地域によって現状が異なるため、実際に見学するのは難しいかもしれません。可能ならばぜひ見学させてあげましょう。第30页，共41页。P505当該地域での居宅介護、介護支援専門員などの医療福祉活動の状況を把握できる。〈知識・技能〉（2コマ）介護保険制度に関する知識を確認し、制度の概要を説明する。介護支援専門員の役割について説明する。地域における主な社会資源について説明する。ケアマネジメントについて説明する。いくつかの社会資源の見学を手配する。第31页，共41页。1．介護保険制度に関する知識を確認し、制度の概要を説明する。介護保険制度とは？介護保険は、介護の問題を社会全体で支え合う制度。４０歳以上の人が被保険者となり、保険料を納め、介護が必要となったときはサービスを利用できる。介護保険の仕組みそれぞれの市区町村が保険者となって運営。介護保険に加入する人は、４０歳以上すべての人。・第１号被保険者＝（６５歳以上の人）・第２号被保険者＝（４０～６４歳までの医療保険（健康保険）に加入している人）（※対象外：身体障害者療護施設等に入所者、４０～６４歳までの生活保護を受けている人）介護保険制度は、被保険者が納める保険料と税金（公的資金=公費）とで運営。費用負担について保険者負担９割（保険料、公費）利用者負担１割（利用料として支払う）第32页，共41页。2．介護支援専門員の役割について説明する。介護支援専門員（ケアマネージャー）公的資格であり各都道府県において試験、研修を受講しなければ登録できない。（受験資格には各種法定資格（薬剤師も含む）などで5年以上の実務経験が必要。）居宅介護支援事業所・地域包括支援センター・各種施設（介護老人福祉施設等）に所属し、介護保険において要支援・要介護と認定された人に対して、アセ