《日汉对照简明日本史》慕课资料课件-第2章

第2章

律令国家の形成

１律令国家の成立

１律令国家の成立

（推古朝の政治）

（飛鳥文化）（東アジア情勢の変化と大和政権

）（隋との交渉）（大化の改新）（律令国家の形成）（白鳳文化）（律令法と統治機構）（庶民の生活）蘇我氏の台頭５世紀の半ば、大和政権は任那に持っていた勢力拠点を失ったが、百済などを通じて大陸とのつながりだけは保った。

(東アジア情勢の変化)

（推古朝の政治）聖徳太子は蘇我馬子と協力、国政の改革を行い、国家体制を充実させ、難局の打開をはかった。聖徳太子蘇我馬子推古天皇６０３年に冠位十二階の制が定められた。憲法十七条

６０４年、憲法十七条を制定して、国家の役人として政務にあたる上での心構えを説くとともに、仏教をうやまうこと、国家の中心の天皇に服従することを強調した。

一曰。以和為貴。無忤為宗。二曰。篤敬三寳。三寳者仏法僧也。三曰。承詔必謹。君則天之。臣則地之。四曰。群卿百寮。以礼為本。五曰。絶餮棄欲。明辯訴訟。六曰。懲悪勧善。古之良典。七曰。人各有任掌。宜不濫。八曰。群卿百寮。早朝晏退。九曰。信是義本。毎事有信。十曰。絶忿棄瞋。不怒人違。十一曰。明察功過。罰賞必當。十二曰。国司国造。勿斂百姓。国非二君。民無兩主。率土兆民。以王為主。十三曰。諸任官者。同知職掌。十四曰。群臣百寮無有嫉妬。十五曰。背私向公。是臣之道矣。十六曰。使民以時。古之良典。十七曰。夫事不可独断。必與衆宜論。

（隋との交渉）607年には隋に小野妹子を遣隋使として派遣し、隋との対等外交をはかろうとした。

「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙なきや」隋あての国書小野妹子（おののいもこ、生没年不詳）は、飛鳥時代の政治家。姓は臣。冠位は大徳冠。小野妹子の塑像名は「妹子」とあるが男性である。古代の日本の人名の最後に「〜子（あるいは古）」と付ける表現は男女問わずに用いられ、男性名についても珍しいものではなかったが、明治以降になり日本では「〜子」は女性名の最後に付ける文字の定番となった。（飛鳥文化）飛鳥文化（あすかぶんか）は、推古朝を頂点として大和を中心に華開いた仏教文化である。時期としては、一般に仏教渡来から大化の改新までをいう。法隆寺法隆寺百济观音像法隆寺の百済観音像

法隆寺金堂释迦三尊像広隆寺の半跏思惟像飛鳥寺

（大化の改新）この時代の世界情報中国大陸隋が滅び唐（中央集権国家）が起こた。新羅唐の律令制を取り入れた。朝鮮半島の統一への歩きを進めていった。日本留学生や学問僧は日本へ帰った。

この時代の日本の情報６３４年山背大兄王は自殺させた。６４５年６月１２日中大兄皇子（後の天智天皇）、中臣鎌足後の藤原鎌足）らが入鹿を暗殺した。蘇我本宗家は滅んだ。６４５年（大化元年）孝徳天皇（中大兄皇子）の新政権が誕生した。

孝徳天皇天智天皇

中臣鎌足入鹿を暗殺した改新の詔（みことのり）

①公地公民制②行政区画と中央集権的な政治体制③班田収授法④新税法（律令国家の形成）６６３年白村江の戦いで日本軍は敗北してしまい、百済も滅亡した。６６７年都を近江に大津に移した。６６８年中大兄皇子は正式に即位した。天智天皇である。６７１年天智天皇がなくなった。養老律令６７２年壬申の乱が起こった。大海人皇子は即位した。天武天皇（６７２～６８６）である。６８４年八色の姓を制定した。（新姓制度：真人、朝臣、宿禰、忌

寸、道師、臣、連、稲置）６８１年飛鳥浄御原令が生み出された。７０１年大宝律令を完成した。７１８年元正天皇の命で養老律令が作られた。(白鳳文化)天武、持統天皇の時代を中心とした7世紀後半～8世紀初頭にかけての貴族を中心とする文化。薬師寺の東塔興福寺仏頭

薬師寺金堂の薬師三尊像高松塚古墳法隆寺金堂の壁画

和歌

柿本人麻呂

額田王

大津皇子漢詩文『大君は神にしませば天雲の雷の上に庵せるかも。』（律令法と統治機構）藤原不比等大宝律令（文武天皇701年（大宝元年））「律」は現在の刑法「令」は行政法、民法、商法こうして、律令国家としての形を整えていった。神祇官二官

太政官（太政大臣：最高の官）

大納言

律令制度：二官八省左大臣右大臣少納言（宮中の事務を司る）左弁官（中務、式部、治部、民部）右弁官（兵部、刑部、大蔵、宮内）七道：

東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道）三階：国、郡、里官庁：

長官、次官、判官、主典司法制：五刑（笞、杖、徒、流、死）

八虐（謀反、謀大逆、謀叛、悪逆、不道、大不敬、不孝、不義）

地方の行政区画（庶民の生活

）田地は班田の便宜のために国家の手で整然と区画された。（条里制）第２章

律令国家の形成2

律令国家の繁栄

（遣唐使）（平城京と国土の開発）（聖武天皇と政界の動揺）（新しい土地政策）（天平文化）（国家仏教の発展と天平の美術）２

律令国家の繁栄

（遣唐使）吉備真備玄昉阿倍仲麻呂藤原京

平城京（平城京と国土の開発）平城京（７１０年）平安城（７９４年）奈良時代日本最初の銭日本最古の銅銭蓄銭叙位令日本最初の銭で、皇朝十二銭の第一。７０８年武蔵国から和銅が献上されたのを機に年号を和銅と改め、５月に銀銭、８月に銅銭を鋳造した。銅銭は全国に広く流通した。皇朝十二銭和同開珎（和銅元年）708年万年通宝（萬年通寳）760年神功開宝（神功開寳）765年隆平永宝（隆平永寳）796年富寿神宝（富壽神寳）818年承和昌宝（承和昌寳）835年長年大宝（長年大寳）848年饒益神宝（饒益神寳）859年貞観永宝（貞観永寳）870年寛平大宝（寛平大寳）890年延喜通宝（延喜通寳）907年乾元大宝（乹元大寳）958年国土の開発（聖武天皇と政界の動揺）光明子：不比等の息子の藤原四兄弟の力によって光明皇后となり初の非皇族の皇后の例となった政界の動揺①藤原不比等大宝律令や養老律令を制定藤原の四子が勢力をふるった長屋王の変年号が改めて、天平とされた７３７年、四子は相次で死に、藤原氏は挫折した聖武天皇藤原広嗣②橘諸兄の進出広嗣の乱聖玄昉や眞備は中央から退けられ、橘諸兄も衰えていった③聖武天皇儒教的政治仏教主義的政治鎮護国家の思想１）国分寺建立の詔

2）廬舎那大仏造立の詔東大寺

藤原仲麻吕④孝謙天皇⑤淳仁天皇藤原仲麻呂→仏教政治を抑えて、儒教政治を推し進める、養老律令の施行に踏み切る奈良麻呂の乱（橘奈良麻呂×藤原仲麻呂●）藤原仲麻呂は天皇から、恵美押勝の名を賜って、専制的政治を続けた。藤原仲麻呂の乱（藤原仲麻呂×道鏡●）⑥称徳天皇道鏡は権勢を振るった。天皇がなくなると、道鏡の失脚（藤原氏の貴族は道鏡を追放した）⑦光仁天皇律令の再建に努めた日本の女帝８人10代

１推古天皇２皇極／斉明天皇３持統天皇４元明天皇５元正天皇６孝謙／称徳天皇７明正天皇８後桜町天皇元明女帝奈良時代の女律令政治が展開

（新しい土地政策）農民の生活は変化した。住居：竪穴住居⇒平地式の掘立柱の住居

耕作：口分田⇒賃租+口分田税負担・労役負担は厳しい

土地政策７２２（養老六）年、百万町歩の開墾計画７２３（養老七）年、三世一身法７４３（天平十五）年、墾田永世私財法永久的に土地の私有を認める初期荘園の登場（文化の特色）（記紀と万葉集）（国家仏教の発展）（天平の美術）4天平文化★

奈良時代京を中心とした文化。天平は（729—748年）是奈良時代の最盛期であり，「天平文化」は奈良文化とも称されている。★

盛唐文化の影響を強く受けて、国際色豊かな性格を持つ文化といえよう。

（天平文化の特色）★日本最古の国史書籍籍『古事記』（712年）★日本最古の勅撰国史書籍『日本書記』（720年）★日本最古の漢詩集『懐風藻』（751年）★日本最古の和歌集『万葉集』等（記紀と万葉集）★仏教は鎮護国家の国教として一層発展した。★東大寺、国分寺、国分尼寺が建立される。★南都六宗が形成された。★鑑真などの僧侶が活発した。（国家仏教の発展）唐招提寺鑑真

鑑真第六回渡海図河内国大鳥郡に生まれる。６８１年出家、後は近畿地方を中心に貧民救済・治水・架橋などの社会事業に活動した。

行基

（天平の美術）

ーー寺院と仏像どっしりした建物東大寺法華堂唐招提寺金堂唐招提寺講堂法隆寺伝法堂正倉院正倉正倉院塑像：木を芯として、その上をネバ土で固めたもの。乾漆像：木やネバ土でおおよその形を作り、その上に麻でをはって漆で塗り固めたもの。法隆寺中門金剛力士（阿形）乾漆盧舎那仏坐像塑像吉祥天像（薬師寺蔵）鳥毛立女屏風第4部分絵画正倉院宝物赤漆文欟木御厨子金銀山水八卦背八角鏡螺鈿紫檀五絃琵琶銀薫炉第２章

律令国家の形成３

律令国家の変質３

律令国家の変質

（平安遷都）（令制の改革）（農村と貴族社会の変化）（弘仁・貞観文化）（平安新仏教と密教美術)（漢文学の隆盛）（平安遷都）桓武天皇第５０代天皇（７８１－８０６）名は山部。光仁天皇の皇子。７９４年、平安京に遷都した。坂上田村麻呂を征夷大将軍として東北地方に派遣するなど、朝廷権力を伸長した。平安遷都奈良

山背国

平安京

平城京平安時代(794-1185)

桓武天皇（かんむ）は政治を立て直すため、７９４年に今の京都に造営し、そこに都を移した。平安時代は約４００年間続いた。坂上田村麻呂

平安初期の武将。桓武・平城・嵯峨の３天皇に仕え、征夷大将軍として蝦夷地を平定し、薬子の乱の鎮定にも功を立てた。（令制の改革）◆勘解由使平安初期、主に国司交代の際、事務引き継ぎを監督するために置かれた令外の官。◆班田律令制下、口分田を人民にわかち与えること。◆健児奈良末期、７９２年に軍団の兵士役が廃された代わりに設けられ、諸国の国府・兵庫などを警備した兵士。郡司の子弟、勲位者などから選ばれた。令外官の機構の構成蔵人頭検非違使天皇の側近にある秘書官京都の警察・裁判の業務を一手に引き受け令外官嵯峨天皇の時代嵯峨天皇（７８６－８４２）第５２代天皇。名は神野。桓武天皇の皇子。蔵人所・検非違使を設置。在位中は唐風文化が栄え「弘仁格式」「日本後紀」が編まれた。（農村と貴族社会の変化）８世紀の後半から、班田の施行の実行が難しくなり、

公地公民は崩壊になった。

有力農民墾田の開発

貧しい農民浮浪・逃亡

政府公営田、官田

天皇勅旨田

貴族賜田

農民（弘仁・貞観文化）遷都から政治が始まるごろまで、ほぼ１００年間を弘仁・貞観といい、政治的には律令の再建期にあたる。特徴：唐の文化を十分に消化して漢文学新しい仏教（＝密教）真言密教

→

東密

天台宗

→台密｝主流近江で生まれた最澄は、天台宗をひらいて仏教修行の新しい道を唱えた。讃岐で生まれた空海は、特に密教を学び真言宗を開いた。

神仏習合

修験道

（平安新仏教と密教美術)空海最澄延暦寺東寺五重塔金堂四季讲堂横川中堂惠心堂彫刻、絵画、書道